【樽前山ー風不死岳】愛犬スバルを持ち上げること10回以上!風不死岳の危険な岩登り
7座目8座目は支笏湖へ。
樽前山〜風不死岳への縦走だ。
樽前山は札幌から近いのと、7合目ヒュッテから少し登るだけでダイナミックな溶岩ドームを見ることができる人気の山だ。
また、7月はタルマイソウが咲き乱れ、登山者の目を楽しませてくれる。
平日だというのに、たくさんの人が登っていた。
駐車場はかなり広いのに、8時の時点で半分くらいは埋まっていた。
予定では、風不死岳に登ってから樽前山に縦走するつもりだったが、周りの人たちについて入山届けを提出し、登り始め、気がつけば目の前に溶岩ドームが…。
なぜか、樽前山に先に行っていた…。
まぁ、それはそれでいいかと気を取り直し、東山ピークを越えて風不死岳へ。
途中、932峰をスルーしたかったのだが、前の4人組が932峰を目指しているのを見て、ここは932峰に行くのがステータスなのか?とついて行ってびっくらこいた!
頂上は行き止まりになっていた。
また気を取り直し、来た道を戻り、今度こそ風不死岳へ。
そこから先、大変な思いをするとも知らずに…
スバルを連れての風不死岳はヒヤヒヤものだった。岩登りが険しく、スバルを持ち上げること10回ほど。下りの鎖場はヒヤヒヤどころではなく、身の危険すら感じた。
スバルが背負っているラフウェアのシングルトラックパックはワンコをバランスよく持ち上げることができるハンドルがついていて、かなり頑丈な作りだ。
単純に持ち上げるという点では、このシングルトラックパックは優れもの。
ただ、自分も鎖で登らなければならない場面においては、両手がふさがるため、できればスバルを肩からぶら下げるか、背負いたいところ。
その日、さっそく帰宅してからモンベルのドギーキャリーハーネスをポチったのは言うまでもない。
今では、お守り代わりに必ずザックに入れている。
何はともあれ、無事に生還できて良かった。とても大変だったけど、本当に思い出深い山行となった。
風不死岳での思い出と言えば、もう1つ。
10年ぶりに山でカップラーメンを食べようと、鍋やらガスやら持って行ったのに、箸を忘れて断念。
箸なしでカップラーメンはさすがに厳し〜。