我が家はケルピニスト〜オーストラリアンケルピーと山歩き

愛犬スバル(オーストラリアンケルピー♂)の成長と山歩きを楽しむ日々を綴っています。

【樽前山】ナイトウォーク初体験。樽前山から朝日を拝むはずが愛犬スバルも飛ばされそうな強風で、即撤退。

「ナイトウォークに行ってみないか。」

「山頂から朝日を見ながら朝ごはんを食べないか」

 

妹夫婦からのお誘い。

体力のない私でも1時間弱で楽に登れる山だし、近いし、暗闇の中をヘッドライト点けて登るなんて楽しそうだ。

 

夜中の2時の登山口。星が綺麗に見えていて、山頂からの御来光に期待が高まる。8月の末だけど、空気はピリッと冷たかった。

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レインウェアを羽織って登り始めると、やはりじっとり汗をかいた。

スバルは妹夫婦が一緒なので、いつも以上にテンション高め。ダークブラウンの体が闇に溶け込み、背負っているリュックだけが見える。嬉しそうな息遣いが聞こえるからどうやら楽しんでるらしい。

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ところが半分ほど登ったところから徐々にガスがかかり始め、最終的には右も左もわからないほどになった。おまけに強風。山頂にはなんとか到達したものの、朝日が昇るのを待つことは厳しかった。

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そこは勇気ある撤退ということで、即下山。
予定では山頂でコーヒー飲んで、朝ごはんにシチューを作ろうと張り切っていたのに…。

 

結局、シチューは登山口の駐車場で作って食べた。冷えた身体にとろっと染み渡った。

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【来馬岳】スキー場のゲレンデを登る来馬岳。愛犬スバルはだだっ広い草原を思いっきり走って大満足♪

週に一度の休み。

山に登るなら雲のかかっていない山を探し求めるもの。

うちがよく参考にさせてもらっているサイトは『てんきとくらす』。天気と生活の情報サイトだ。ここではかなりマイナーな山まで、登山指数、上空の気温と風まで3時間毎に予報されている。

登山前日は天気予報アプリの雲の動きや『てんきとくらす』を見て、どの山に登るか決める。

 

その日は札幌ではどんよりと重たい雲が広がっていたが、苫小牧方面は良さそうなので来馬岳に決定!
快晴とはいかなかったが、倶多楽湖や海、先日登った樽前山、風不死岳、ホロホロ山に徳舜瞥岳までよく見えて、満足満足。

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ただ、山頂でオロフレ山に厚いガスがかかって一瞬しか見ることができなかったのが残念。一瞬見えたオロフレ山はカッコ良かった〜。オロフレ山は一度で色んな楽しみが味わえる山だからまたぜひ登りたいものだ。

 

来馬岳山頂には鐘があり、登頂記念にスバルと愛を確認しながら一緒に鳴らしてみた。

山に登って鐘を鳴らすなんて、変な気分。

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山行中は霧雨が降ったり、小雨が降ったり、また少し強く降ったりでレインウェアを着たり脱いだり忙しかった。ザックカバーも初めて付けた!小さなポーチに収納されたザックカバーをオモチャだと勘違いしたスバルは一瞬変にテンション上がって可笑しかった。

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下りでも強く降ったのだけど、もう面倒でレインウェアを着なかったので、私達もスバルもずぶ濡れになってしまった。

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来馬岳は半分はゲレンデ、半分は樹林帯で尾根歩きがなかったのが寂しい。ゲレンデを登るのはあまり面白くはないけれど、スバルはとても楽しそうに自由に走り回ってたから良かったかな。

ゲレンデは只々だだっ広いのに、何故か踏み跡を辿って登るスバルがとてもお利口で愛らしかった♡

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帰りはまん丸のカルデラ湖、倶多楽湖に寄って水遊びをして帰宅。パパとママはぐったりだったけど、牧羊犬のスバルはこんなの朝飯前って感じだった。

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【イチャンコッペ山】スバル二度目のイチャンコッペ山〜そこはダニと笹の山だった!

冬眠から目覚めたケルピニスト。

また、ブログを書き始めようかと思っている。

もう2年以上前の山行だけど、当時の日記から振り返って書いていこう。

その日の札幌の最高気温は34℃。

札幌でこれだけの気温はなかなか無い。
これでは、熱中症になってしまう。。。

早朝ならなんとかいけるかな。

 


6時過ぎから登り始め、日射しはジリジリとしていたものの、気持ちの良い風が吹いて、快適に登ることができた。

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登山口からいきなりの急登で少しめげそうになるが、高度を上げるにつれて、見えてくる支笏湖や、前に登った風不死岳が見えてきて、元気づけられる。そして、恵庭岳も荒々しい姿でどーんと見え感動。

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登山道はずーっと笹だらけで、変化がなく、お花もほとんど無しだが、天気が良ければ支笏湖、その周りの山々の眺めを楽しむことができる。始めの急登以外はなだらかなハイキングコースといった感じで気分も楽チン♪

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ただ、この山もダニがめちゃくちゃ多い!!
歩きながらスバルの体から20匹くらい捕獲。

帰りの車の中でも見つけてはポチポチ摘んで窓の外へポイッ。

頑張って探したが、結局6匹喰いついてしまった。

ここで先日Amazonでゲットしたティックツイーザーが大活躍。

 

だんだんと、喰いついたダニを取り除くのも上手くなってきた。

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【シャクナゲ岳・シャクナゲ沼】苔むした岩と沼のぬかるみで何度も転倒、スパッツもスバルの足も泥だらけ

素晴らしい山行だったと思い返すのは、やはり天気に恵まれたときだ。
そして、このシャクナゲ岳には良い思い出がない。つまりは、ガスガスで眺望がなかったということだ。

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その日はなぜか、不運の連続。
こんなに悪いことが重なると、よし、また天気の良い日にリベンジだ!という気にもならないものだな。


その日の不運を振り返る。


1.山行中はずっとガスの中を歩き、山頂でももちろんガスの中。眺望は全くなし。ずっと歩いてきたから、ここは確かにシャクナゲ岳なのだけど、標識が立ってなければ、ここはどこ?といった感じだった。

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2. 駐車場から山頂まで、ずーーーーっとスズメバチにつきまとわれ、ペースもつかめず早足で前へ前へ。
ゆっくりと写真を撮ったり、お花を観察したりできなかった。
しかも、そのスズメバチだと思っていたのが実は大型のアブだとわかったのが、山頂手前100mあたり。
もう、腹立たしくて、「紛らわしいんだよ、アブの分際で!」と怒鳴りつけてやった。

一見、スズメバチでは?というアブには登りも下りも常につきまとわれ、うっとうしかった。
アブはスバルの背中やお尻にとまって、チクチクやってるらしく、スバルもしきりに気にしていた。

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3. 長沼を周る道からどんどんぬかるみ始め、ぐちゃぐちゃぬるぬるぬめぬめどろどろ。
岩は苔むして、滑りやすく、何度も転倒。
スパッツもお尻も泥だらけ。
スバルの足も肘までドロッドロ。

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4. 帰り道、ニセコ近辺で美味しいものでも食べて帰ろうと何軒かの店に寄ったものの、すべて定休日。結局、セブンのおにぎりと唐揚げ棒で済ませた。虚しかった。。。

といった感じのダメダメ登山だったが、シャクナゲ沼は感動ものだった。

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シャクナゲ沼までは、これまたジメジメしたところを苔むした岩を乗り越え乗り越え下って行くのだが、ここは是非行くべきだ。

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花が綺麗に咲いていて、ちょうど少し霧が晴れて沼からシャクナゲ岳を望むことができ、幻想的な風景を楽しむことができた。

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シャクナゲ沼があったから、少し救われた山行だった。

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以上、ケルピニストの愚痴でした。


【樽前山ー風不死岳】愛犬スバルを持ち上げること10回以上!風不死岳の危険な岩登り

7座目8座目は支笏湖へ。
樽前山〜風不死岳への縦走だ。

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その日、支笏湖周辺は快晴で気温はそれほど高くなく、登山日和だった。

樽前山は札幌から近いのと、7合目ヒュッテから少し登るだけでダイナミックな溶岩ドームを見ることができる人気の山だ。
また、7月はタルマイソウが咲き乱れ、登山者の目を楽しませてくれる。
平日だというのに、たくさんの人が登っていた。

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駐車場はかなり広いのに、8時の時点で半分くらいは埋まっていた。
予定では、風不死岳に登ってから樽前山に縦走するつもりだったが、周りの人たちについて入山届けを提出し、登り始め、気がつけば目の前に溶岩ドームが…。
なぜか、樽前山に先に行っていた…。

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まぁ、それはそれでいいかと気を取り直し、東山ピークを越えて風不死岳へ。

途中、932峰をスルーしたかったのだが、前の4人組が932峰を目指しているのを見て、ここは932峰に行くのがステータスなのか?とついて行ってびっくらこいた!
頂上は行き止まりになっていた。

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また気を取り直し、来た道を戻り、今度こそ風不死岳へ。
そこから先、大変な思いをするとも知らずに…

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スバルを連れての風不死岳はヒヤヒヤものだった。岩登りが険しく、スバルを持ち上げること10回ほど。下りの鎖場はヒヤヒヤどころではなく、身の危険すら感じた。

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スバルが背負っているラフウェアのシングルトラックパックはワンコをバランスよく持ち上げることができるハンドルがついていて、かなり頑丈な作りだ。
単純に持ち上げるという点では、このシングルトラックパックは優れもの。

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ただ、自分も鎖で登らなければならない場面においては、両手がふさがるため、できればスバルを肩からぶら下げるか、背負いたいところ。

その日、さっそく帰宅してからモンベルのドギーキャリーハーネスをポチったのは言うまでもない。
今では、お守り代わりに必ずザックに入れている。


何はともあれ、無事に生還できて良かった。とても大変だったけど、本当に思い出深い山行となった。

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風不死岳での思い出と言えば、もう1つ。
10年ぶりに山でカップラーメンを食べようと、鍋やらガスやら持って行ったのに、箸を忘れて断念。
箸なしでカップラーメンはさすがに厳し〜。

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【ホロホロ山ー徳舜瞥山】小型犬にはキツイかも?!大きな岩を登る縦走に初挑戦

5座目は6座目とともに。
ホロホロ山から徳舜瞥山まで縦走に挑戦!

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ホロホロ山頂から徳舜瞥山までは30分くらいで行けるのでお手軽だ。


ホロホロ山の登り始めは渡渉が数ヶ所。

水嫌いのスバルは少し腰が引けつつも、覚悟を決めたようにバシャバシャと渡る。

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途中、見晴らしの良い所からは海が見え、手作りの看板が優しく、癒しの山だった。
ただ、登りはひたすら登り、下りはひたすら下るという山なので、結構しんどかった。

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スバルは元気いっぱいで、陽射しの強いところでは少しバテたけど、常にエンジン全開といった感じだった。
やっぱり山では生き生き度が違う。

7合目あたりからガスがどんどん近づいてきて気持ちもどんよりしたが、9合目に着いた頃には青空が広がり、羊蹄山洞爺湖などがきれいに見えた。
なんとラッキーな。

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ホロホロ山頂から徳舜瞥山に向かうのに、まず大きな岩を下る。

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スバルは時々岩と岩の隙間に脚を取られながらも、自力で下ることができた。私の背丈くらい(1.5メートルくらい)の段差でも、躊躇なく飛び下りるからこっちはハラハラする。
そして、いつものことながら、スバルの下りのテンションの高さはハンパじゃない!!
どうやって瞬時にルートを選ぶのか、教えてもらいたいものだ。

縦走路はお花がたくさん咲いていて、これまた癒し。
振り返るとホロホロ山頂は雲に覆われていて、驚きだった。
山の天気の変化は激しい。

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(徳舜瞥山の頂上にてランチタイム。スバル、高級クリームパンガン見)


ホロホロ山は白老山岳会による草刈りのおかげで、気持ちよく登ることができた。感謝感謝。


ホロホロ山の登りは3時間近くかかり、それから徳舜瞥山まで往復し、また2時間かけて下る。
これは今シーズン一番。
10年振りに登山を再開した40代夫婦にはなかなかきつかったぞ。
しかし、スバルは家に帰ってくるなり、すぐにオモチャ投げろ攻撃!!どんだけ体力あんだ。
牧羊犬てすごいな。


ホロホロもダニーの数はすごかった!
登りながら下りながらスバルの体にダニーを見つけてはポチポチ取ってたが、結局、15匹喰い付いていた。

フロントラインプラスも山のダニには効き目なしか。

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【尻別岳】ワンコもバテた!尾根での暑さ対策にラフウェアのクーリングベストが大活躍

4座目はついに尻別岳へ。

生憎、羊蹄山を望むことはできなかったけど、思い出に残る山行となった。

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その日は暑くなる予報だったので、朝8時から登り始めたけど、やっぱり暑かったー。

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特に尾根に出てからは陽射しを遮るものがなく、暑さに弱いスバルはやっぱり少しバテてしまった。

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そこで、いつも背負っているラフウェアのシングルトラックパックを脱がせ、同じラフウェアのクーリングベストを着せて登った。

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このクーリングベスト、なかなかの優れもの。
水をたっぷりかけて着せると体に触れる内側はひんやり。
かなり涼しいはず。ただ、ベストをしっかり濡らすとなると1リットル近くの水を余分に持たなければならず、それが少しキツイな。
でも、スバルが元気いっぱいに登るためならえんやこら。


この山は後半に標高差500メートルの急登が待ち構えてるけど、スバルにとってはやっぱり朝飯前だった。
私達はひーひー言いながら登ったけど。

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6月の尻別岳はお花がいっぱい咲き乱れてて、素晴らしかった。
とにかく種類と量が豊富だ。
この時期は絶対にオススメだ。

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これで羊蹄山が綺麗に見えたら言うことなしだったけど、それはまた次回のお楽しみということで。
次回があるのかどうか疑問だが。


尻別岳ではスバルの体にあり得ない数のダニが付いた。
未然に摘んで取ったダニと喰い付いてしまったダニを合計すると30匹以上。

山恐るべし!!
これ、持って行っててよかったわ~。
ペット病院の先生が使っていたダニ取り器具、その名も『ティックツイーザー』
Amazonで事前にゲットしておいたのだ。
今後、大活躍間違いなし!

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夏山は下山してからのブラッシングはマストですな!!

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